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アディポネクチンとは??

 アディポネクチンは、住友病院(大阪市北区)の松澤佑次院長が大阪大学教授だった平成7年、ヒトから発見。翌年に論文で発表し、日本発の発見として国際的な認知を得ました。

  松澤院長はその成果を臨床で生かしたいと、同病院で扱う人間ドックや企業健診の受診者に対し、19年4月からアディポネクチンを必須の測定項目にしました。測定法は大塚製薬研究所との共同研究で開発されました。

 結果、メタボリック症候群の方またその予備軍といわれる方々に、、「アディポネクチンの数値が低いので生活習慣病のリスクが高まります。数値が上がるまで内臓脂肪を減らしましょう」と、具体的なアドバイスが可能になったそうです。

 アディポネクチンは血管保護作用があり、脂肪細胞から正常に分泌されていると、動脈硬化などの抑制に効果が期待できます。しかし、食べ過ぎや運動不足で内臓脂肪が蓄積されると、分泌量が減るという特徴があります。 

■大豆や青魚摂取で増加

 アディポネクチンが体に良いのなら、注射などで直接、体に補充すればいいのではという考え方が出てきます。しかし、「分子構造が複雑で、人工的に作ることは難しい」(松澤院長)といいます。

 そこで、アディポネクチンを増やす作用があると指摘される大豆や、EPA(エイコサペンタエン酸)を多く含むサバなどの青魚を取ることが推奨されています。 

 

 宮古ビデンスピローサには、この善玉ホルモン「アディポネクチン」を増やす働きがあることが研究結果によりわかっています。